佐野やなみ日記(ブログ)

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2011年 3月 17日 (木)

風評被害


毎日、原発や地震の話題ばかりです。
それだけ大変なんです。

でも、いろんな情報が交錯して間違った情報も多く入ってきます。

昨日のTV番組で池上章さんがわかりやすく説明してくれていました。

そのなかで、一番わかりやすい説明だったのが、今現在の放射能の量は花粉症対策と同じような予防でも大丈夫と言う説明でした。

被爆と被曝の違いについても教えてくれました。

読み方が同じで字も似ているので間違えやすいのですが、意味は違います。

耳で聞く情報しか入らないとそういったことも間違えて伝わります。

そういった勘違いから、完全に危険地帯として扱われ物資が入ってこなくて困ってる被災者がたくさんいます。

中標津町は被害がなかったにもかかわらず、お米や飲料水がなくなってきたそうです。

備えは必要です。でも必要以上の備えは無駄だと思います。

被災にあった人たちのように分け合いながら食べるのであれば、買い占めるのもありかもしれません。
個人的に親戚の方に送る方もいると思います。
それはそれでいいと思います。

でも、よく考えてください。
中標津町は今、普通に生活できてるんです。
買い置きして備蓄したお米だって、新しいお米が流通する頃にはおいしくなくなってしまいます。

米どころが被害にあって、すべてのものが高騰するかもしれません。
でも、今本当に困っている人たちは、家もなく暖房もなく家族の安否もわからない人たちです。

間違った情報に踊らされず被災した人たちみんなに平等に物資が届くようにと思います。


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