中標津こどもクリニックブログ

ギガビッグマック

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となりに置いてあるガラケーと大きさを比べて下さい。
一昨日東武まで買い物に行ったら、マクドナルドのところに「グランドビッグマック」の大きなポスターが貼ってありました。
横綱白鵬がCMに出演したことで話題になっていたので話には聞いていたのですが、「どんなもんだろう?」と例によって好奇心スイッチが入ってしまってフラフラとカウンターに吸い寄せられてゆきました。

若い頃にビッグマックを食べて感激した横綱白鵬が「もっとビーフがあったらうれしい」と語ったことが新商品のきっかけという話の真偽はよくわかりませんが、そそられるポスターでした。
今を去ること20年近く前に横須賀の病院に勤めていた頃、やはり期間限定商品ということで3枚のビーフパティと2種類のチーズがはさまった「トリプルマック」というハンバーガーが発売されて、病院の近くのマクドナルドまで当事一緒に働いていた若手医師と毎日のように繰り出した思い出がありますが、それ以来の「たぎり感」です。

解説によるとビーフパティがビッグマックの1.3倍ということですが、単純に肉の量だけ比べれば「ダブルクォーターパウンダー」の方が多いような気もするけれど、いわゆる「ビッグマックフリーク」にとっては、あの「ビッグマックソース」じゃないどダメなのでしょうね。
などと、いろいろな思いを頭の中をグルグル回転させたままカウンターまで行くとレジ脇にA4サイズくらいの掲示を発見。
そこには「ギガビッグマック」の文字と写真が・・・
ご存じない方のために、ビッグマックの基本構造は上から、
バンズ(ぱん)→パティ(肉)→バンズ→パティ→バンズ
です。
グランドビックマックでは、その1段1段がやたらとでかいのが売りなのですが、ギガビッグマックでは、そのデカさはそのままに、
バンズ→パティ→パティ→バンズ→パティ→パティ→バンズ
という構造になっています。
私の好奇心ターボスイッチは即座に反応してしまい・・・
注文しました。
待つこと数分、マクドナルドでは見たこともない大きな箱に入って重たい食べ物がやってきました。

どうやら単体で1000カロリーを超えているようで、デカポテト、デカコーラと一緒に頂くと、先日の「キング牛丼」と同じく成人男性の1日分の摂取カロリーを超えてしまいます。
私たち中年男性にとっては、極めて危険な食べ物です。
でも、また食べたいっ♪


急行「はまなす」の思い出 【前編】

私たちの人生はその手につかんでいた物を手放すことによって、はじめて新しいものを手に入れることが出ます。
北海道新幹線が華々しく開業した日の1週間ほど前、青函トンネル開業とともに札幌と青森の間を一晩かけて走っていた日本最後の急行列車「はまなす」が、28年間の役割を終えて私たちの前から姿を消しました。

釧路発の最終の「スーパーおおぞら」に乗るとちょうど南千歳で乗り継ぎのできる「はまなす」は、終点青森から新青森経由で東京行きの「はやぶさ」の一番列車に乗り継ぐことができるとても便利な列車でした。
東日本大震災の後は、三陸沿岸にボランティアに出かけるときによく利用しました。
仕事を終えて大急ぎで釧路に向かい、南千歳、青森経由で、仲間の待つ盛岡駅に午前7時頃に着くので、そこそこの時間に沿岸地域にたどり着くことができて実に重宝しました。
帰りの列車は青森を午後10時過ぎに出発し、札幌に6時頃着くダイヤなので「仕事前に中標津に戻る」ことはできないのであまり利用をすることはありませんでしたが、東北からの帰りが遅くなる折には時々利用して、南千歳で下車をして新千歳空港に向かい、中標津行きの朝の飛行機で「ちょっと遅刻」くらいで帰ってくることもありました。
そんなこんなで、何度もお世話になった急行「はまなす」ですが、その中でも一番思い出に残っているのは、首都圏で新成人達がとんでもない目にあった3年前の成人の日の乗車です。

所用で横須賀方面に出掛けた1月のハッピーマンデーを含む3連休の最終日、用事を済ませて外に出ると思いのほか雪が積もっている。「駅まで送ってあげるよ」という車に乗るもあたりは、わずか数センチの積雪ながら雪に不慣れな皆さんがチェーンも履かずに出かけてしまうものだから幹線道路は大渋滞。四駆の人たちは多少の山坂を乗り越えて裏道を走ってゆきます。そんな流れに乗って命からがら京浜急行の駅にたどり着き電車がほぼ正常に動いていることを知って「ああ、これで帰れる」とほっと胸をなでおろして電車に乗りました。余裕を持って行動し普段より相当早く電車に乗れたので「横浜駅で途中下車してハングリータイガーのハンバーグでも食べようかなぁ・・・」などと能天気な願望が湧き上がりましたが、そこはぐっとこらえてまっすぐ羽田空港に向かいました。終点の羽田空港で電車を降りると地下のホームから地上に上がるエスカレーターで反対側を下ってくる多くの人たちとすれ違い「飛行機から降りて空港を後にする人がこれだけ沢山いるのだから、無事に羽田空港には着陸しているのだろう。着陸さえできれば離陸の方が楽々だぁ。」と無事の帰還に更なる確信を持って出発ロビーに向かいました。するとなにやら様子がおかしい、多くの人がごった返し係員が拡声器で大声を上げている。「なにかな?」と思ったら、わずか数センチの雪のために羽田空港の滑走路は閉鎖されてしまい、「全便欠航」とのことでした。北海道移住後十年を過ぎ、だんだんと感覚や常識が「道産子化」していた私は、こんなわずか数センチの雪で天下の「東京国際空港」が、有事の際には天皇陛下が関東を脱出する時に使われる「陛下の空港」が、使い物にならなくなるとは、これっぽっちも思わずに空港に向かった我が身の浅はかさを恥じました。飛行機に乗れずに引き返してくる人の波を「飛行機降りても、おうちまで気をつけて帰ってねぇ〜♪」などと人の心配していた我が身の愚かさを恥じました。
しかし、落ち込んでいる場合ではありません。私は中標津まで帰らなければいけないのです。既に翌日の飛行機は早めに振り替えた人で既に満席になっており、羽田からの飛行機をあてにしていたら明日中には帰れません。絶体絶命の大ピンチです。
津軽海峡を越えて北海道内にたどり着けば、あとはなんとかなるのではないかと考えた電車オタクの私の脳裏にほんの一筋の光が射しました。
「はまなすを使えば帰れるかもしれない」
新幹線で新青森まで行って青森経由で「はまなす」に乗り継ぐにはぎりぎりの時間かと考え、羽田空港の売店で最新の時刻表を買って駆け足で天下の「東京国際空港」をあとにしました。東京駅までたどり着くと案の定新幹線のキップ売り場は大混乱。当時東北新幹線の主力だった「はやて」は現在の「はやぶさ」と同様に全車指定席となっており、「とにかく乗ってしまえば、あとはなんとかなる」とは言い難い雰囲気がありとにかく「今から乗れる列車の指定席」を求めて特急券をゲット、「順調に走ってくれれば、はまなすに乗り継げる」と、東京への車中でガラケーを駆使して新千歳→中標津の航空券も確保できたため、ようやく東京駅のホームからクリニックのスタッフに「ちょっと遅れるけど、千歳からの朝の便で戻る」と見通しのある連絡を入れることができました。
しかし、神様はそうそう簡単に帰らせてはくれません順調に走り始めた「はやて」はやがて盛岡を過ぎたあたりから徐々にスピードを落とし始めました。どうやら積雪のための「安全運転」のようです。
時刻表を片手に通過駅で列車の遅れた時間と、走行距離からおおまかな速度を算出して、残りの距離と掛け合わせる。ドキドキしながら計算をするがその結果は「このままでは、乗り継げない・・・」青森を出て青函トンネルを走る最終列車が「はまなす」だから、これに乗れないと青森でゲームオーバーになる。翌朝青森からの「スーパー白鳥」函館乗換えで「スーパー北斗」に乗っても新千歳空港に着くのは午後2時、中標津には夕方。始発の「はやぶさ」で東京まで戻っても中標津行きも、車を置いてきた釧路空港行きも満席。
またもや、絶体絶命に追い込まれてしまった。
「ノロい新幹線」に暗い気持ちで揺られていると、「青森始発のはまなすを待たせて、この列車から接続できるようにします。」という大逆転のアナウンス。これで「なんとか帰れる!」ということは確定してホット胸をなでおろしまた。
しかしながら、この大混乱の中で青森からの「はまなす」がまた一筋縄では行かないだろうということは容易に想像できるわけで「決戦の青森駅」に向けて策を練りました。
東京駅の時点で寝台、指定席は全て売り切れで、8時間近くに渡る長旅を制するにはこの新幹線に乗った全てのお客さんの中でトップクラスの順位で乗り換えて自由席の確保に走るしかなく、青森駅での乗り換えポイントなどを入念に確認して東北新幹線新青森駅への到着を待ちました。

【後編】に続く


旭山動物園

道内にお住まいの方なら既に行った事のある方も多いと思われるベタな話題ですが、先週末に札幌で用事があった帰りに旭山動物園に行ってきました。
有名な「行動展示」は以前から聞いていましたし、以前小児科関係のフォーラムで園長さんの公園も聞いたことがありましたが、なぜか訪れるチャンスに恵まれず北海道移住後14年にして初の旭山動物園です。
個人的には動物達が元気に暴れまわる夏期の動物園を見たかったのですが、今回は女子に人気の「ペンギンのお散歩」が見られる冬期の開園期間に行ってきました。

開門と同時に入場して、まずは噂のペンギンのお散歩姿を拝見しましたが、「やらされ感」の無いペンギンたちの凛々しい姿には「カワイイ」というよりも野性の「たくましさ」を感じました。
その後多くの動物たちのお住まいにお邪魔してきましたが、噂にたがわず彼らが野性で生活している姿に少しでも近づけるべく努力している様がひしひしと伝わってきました。
世の中にはzoology、動物学という言葉がありますが、目の前にいる彼らを見つめる私たちの目は「博物学」ではなく「動物学」の端っこにあるのかなという気がしました。
園内の説明も機械的なものでなく、手書きの説明文にあふれていて「彼らのことを知って下さい。」というスタッフの思いがとてもよく伝わりました。
中でも、フクロウやワシなどの猛禽類に餌として商業的な価値が無くゴミとして処分されてしまうオスのヒヨコを与えているという説明、残酷とか気持ち悪いとか思われるかもしれないことを、「私たちヒトを含めて全ての生き物はほかの生き物の命を頂いて生きている」という当たり前の事実を、子ども達にも解るように説明してあるのを見て、改めて今日動物園で眼にしたものは、博物学的な動物の「形態」ではなく、食物連鎖の中でたくましく生活をしている「生態」であり、さらに突き詰めれば尊厳すべき「命そのもの」であるという事に気づかされました。
近頃は家で亡くなる方の数も減り、都会ではペットも飼いにくくなり、子ども達が身近な「死」を体験、実感する機会が激減しているように思います。
それゆえ対極にある命の実感の無い子どもは他人の命を、そして自分の命をも大切にすることができません。「命」というものを実感できる体験を動物園でもいいですから角逐して欲しいと思います。
そして多くの野生動物たちにとって彼等の一番の天敵がヒトであるということ、直接的に狩猟の対象にならなくとも、地球温暖化でホッキョクグマが住みかを奪われ、森林開発でオランウータンが住みかを奪われ、多くの生物がヒトによって絶滅の危機に瀕しているという事実も今さらながらに再確認されました。
誰も彼らを絶滅に追いやろうとする意図など微塵もないのですが、気がつけば「悪気は無いのに」取り返しのつかない事をしているわけです。
そう思うと、動物たちのはしくれであるヒト自身も近年貧富の差が拡大し「悪気は無いのに」弱い者を死の淵に追いやるような冷徹な経済活動を繰り返している事にも改めて気づかされます。
ちっちゃな動物園の中でいろいろなことを学んで帰れたような気がします。


キング牛丼に想う・・・

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昨年9月にインフルエンザワクチンの流通問題が生じてから、いわゆる「それどころではない状態」に陥り、ブログを更新していられる状況ではなくなりました。
習慣化されたものが一旦滞ると、ついついそのまま疎縁になってしまうもので、昨年8月を最後に更新が止まっておりました。
だからといってどうってこと無いと思っていたのですが、知人より「いい加減に更新しろよ!」とまるでお客であるかのごときお叱りを受けて再開しようと思ったのですが、気がつけば入力するモードに入るIDも既に忘れてしまい、思い出せないままさらに月日が過ぎやっと今日教えていただいて、キーを叩いております。
ということで、またブログ初心者に戻ってしまったのですが、新たな気持ちで日々の思いをつづります。

まずは、肩慣らしの軽いジャブから・・・

昨夜、去年バイパス沿いにオープンした牛丼の「すき家」に行きました。
すき家自体は内地にいた頃から何度も通っているので珍しくもなんとも無いのですが、店内に入ると「キング牛丼」の張り紙がありました。
そして「メガ盛2杯分です。」というシンプルな説明書きが添えてあります。
あらためてメニューを見ると「ミニ」「並盛」「中盛」「大盛」「特盛」「メガ盛」というラインナップが示され、ご丁寧にカロリー量まで表記してありました。
しかし、現物を見たことが無い私は「メガ盛」の大きささえ実感できないのです
「キング牛丼」が、果たしてどのようなものであるのかは気になってしょうがないのですが、「メガ盛2杯分」という掴みどころの無い分量を果たして食べられるのかということも心配です。
栗山家の家訓は「出された物は、残さずにいただく」というもので、幼少の頃から浸透しておりました、それゆえ不本意な過剰カロリー摂取に至ることもありましたが、家訓として守り続けてまいりました。
未知の「キング牛丼」を残すようなことがあっては、中標津移住の1年ほど前に亡くなった亡き父に合わせる顔が無いと思って、気が気ではありません。
しかし、「見てみたい」という好奇心には勝てずにオーダーしました。
注文を受けて下さった女性が「少しお時間がかかります」とおっしゃっていたので「今からお肉を大量に煮るのかなぁ・・・」などと妄想は膨らむばかりで、「一刻も早く会いたい!」という思いは募ります。
待つこと数分、やってきました「丼」という名にふさわしくない深さよりも面積のある器でこんもりと盛り付けられてやってきました。
まず始めに思ったことは「これなら食べられる」でした。
とりあえずは、父の教えを守れそうだという安堵感を感じて、「食べ方始めっ!」です。
確かに食べ続けると多少の飽きは生じてしまうものですが、終盤は刻み生姜をトッピングしておいしく完食。
食べ終わってみると、食べ物をおもちゃにするような馬鹿馬鹿しい分量ではなく、すき家の在り方にも納得。満足の行く晩ごはんでした。
家に帰ってから調べると「ご飯が2人分、お肉が3人分」のメガ盛りの倍だから「ご飯が4人分、お肉が6人分」2240カロリー成人男性の1日分の摂取カロリーを既に超えています
日頃から学会などで知らない町に行くと結果的に数kg体重を増やして帰ってきます。
数年前に広島市で日本小児科学会が開催された折には、二日間で五つのお店でお好み焼きを食べました。皆それぞれに個性があって夢のようなひと時でした。
これはもう「食欲」の問題ではなく、明らかに「好奇心」のなせる業です。
見たことのない食べもの、そこの町でなければ食べられない食べ物、には少年の好奇心が反応してしまいます。
そもそもにして「ご趣味は?」と尋ねられると「ギターとオートバイと電車」という少年趣味から卒業できず、資格と手に職をGETした高校生がいまだに暴走をしている有様であります。
「食べ盛り」はとうに過ぎ、「働き盛り」も終わろうとしている今日この頃ですが、好奇心だけは全く減衰する気配を見せません。
その好奇心のほこ先が食べ物に向かってしまうと、消費しきれないカロリーを摂取することとなり健康にはよくないのは明白ですが、やっぱりやめらんねぇんだよなぁー


NHKのど自慢

本日、中標津文化会館で「NHKのど自慢」の生放送が行われました。
普段はあまり視ることがなかったのですが、今日は地元開催ということもあってしっかりと拝見しました。
「歌がうまいことを評価する」という視野の狭いものではなく、多くの年齢層の視聴者が楽しめるような気の利いた番組構成にあらためて感心しました。

のど自慢の番組内容とは全く関係ないのですが、
昨日、地元町内会の夏休み子ども行事の「流しそうめん大会」が開かれました。
内地にいた頃には竹を縦に割って、節をくりぬいてやったものですが、北海道には竹が自生しておらず入手困難のため、当町内会では雨どいを組み合わせて毎年実施しています。
ただそれだけのことなのですが、子ども達はワイワイと喜んでくれます。
この「流しそうめん大会」、例年は8月の第1日曜日に行なわれているのですが、今年は「NHKのど自慢とぶつかってしまうから」という理由で前日の土曜日に変更されました。
個人的には
「地元開催で気になるだろうけれど、ビデオでもいいんぢゃない?」
と思っていたのですが、町内会役員の中ではこれでも「若造」に相当するもので、多くを語らず「まぁ、そんなもんか」と思って町内会子ども育成会長として運営に参加しておりました。
しかし、今日家で生放送を視ていたら突然に納得してしまいました。
カメラが客席に切り替わったその時、ぼくらの町内会長の姿がそこにありました。
真面目で、楽しいぼくらの町内会長ですが、その人間臭いお姿に触れてなんだかますます好きになりました。


LIVEのお知らせ

毎年梅雨時から夏にかけて、暑さやジメジメから逃げ出すかのように内地のミュージシャン達が北海道まで北上してライブツアーを行ないます。
先月の「猫」さんに続いて、毎年のように中標津でライブを行なっているミュージシャンが2名、今年も当院2階のホールでライブを行ないます。


7月16日(木)

五十一
 (いそいち)

日本でも屈指のスライドギターの名手
釣りをしながら全国の道の駅を旅して回るさすらいのミュージシャン。
魂のブルースは聴き応えあり。
通好みの渋い世界。

開場:19:00  開演:19:30

入場料:前売券2500円(ワンドリンク付)
     当日券3000円(ワンドリンク付)





7月30日(木)

告井延隆 (つげいのぶたか)

70年代後半の日本に西海岸の風を吹き込んだ、今なお健在の伝説のグループ「センチメンタル・シティ・ロマンス」の元リーダー。
根っからのビートルズ好きが高じて、近年はアコースティックギター1本でメンバー4人分の演奏をしてしまう「アコギ1本でビートルズ」という芸風で全国を回っています。
誰でも気軽に聴けるおなじみのナンバーを、「ビートルズ愛」の楽しいお話と共にお楽しみください。

開場:19:00  開演:19:30

入場料:前売り2500円(ワンドリンク付)
     当日券3000円(ワンドリンク付)


どちらのライブも、終了後はライブ会場のいすを片付けてミュージシャンを囲んでの飲み会となります。
ご自分の飲み代を飲んだ分だけ置いていっていただければ、参加大歓迎です。
飲酒運転は困りますが、当院駐車場は規模だけは一流なので、すみっこの方に駐車してていただければ後日取りにいただくことも可能です(注射は有料、駐車は無料)お時間のある方はお楽しみ下さい。


「猫」LIVEのおしらせ

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のんびりしていたら、気が付けばライブまで1週間!
あわてて2階のライブ会場で音響装置等の会場設営を開始しました。
最終的なおしらせもあわててするしだいでございます。
お時間がゆるせば是非お越しください。


猫ツアー2015in北海道
LIVE in中標津


6月9日火曜日
開場 19:00
開演 19:30

前売り 3000円
当日券 3500円
いずれもワンドリンクつき
前もってお電話等でご連絡いただければ「前売り扱い」といたします。

LIVE終了後同じ会場で3人を囲んでみんなで飲み会です。
翌日のお仕事に差し支えない程度にご参加ください。


病児保育室「スキップ」

この連休明けから中標津こどもクリニックの1階の一部スペースを使って、
病児・病後児保育事業」を開始しました。
などとえらそうに言っていますが、これは「一時預かり事業」「ファミリサポート事業」ととも中標津町が事業主体となってこの春に始まった子育て支援事業の一環として町から委託を受けて開始したものです。

「病児保育」と言うと、「病気の時くらい、親がそばにいないと!」とお考えの方も多いものと思われますが、むしろ病気の時こそ保育士、看護師、医師などの多くの専門職の眼に触れケアを受けることが子ども達の身体のみならず、精神的、社会的な回復、成長、発達に大きな役割を果たすものと近年考えられています

私たちは病児保育室の屋号を「スキップ」としました。
ウノなどの海外のゲームではおなじみですが「スキップ」は「1回飛ばし」「1回休み」などを意味します。
日頃通いなれた保育園、幼稚園、小学校などを1回お休みして私たちの作った安全な居場所に来ていただき、ご家族以外の多くの大人たちとのかかわりの中で元気を取り戻してスキップで帰って行けるような場にしたいという思いからです。

多くの大人から大切にされていることを実感し、その中で病気に打ち勝つことで自分の命に自信を持ってもらい、本来ならマイナスである病気をプラスにしてしまうような力を持っている子どもたちに、その力を大いに発揮してもらえる場所でありたいと思っています。

町も大きな決断と努力を持って三つの事業を実現して下さいました。
より多くの方に有効に利用していただけるように努力することが、大きな役割を果たしてくれた町の「いい仕事」に対する責務であると思っています。
事業の利用には事前登録を必要としますが、登録は無料ですることができますので中標津町子育て支援室にて登録を行なって、いざという時には私たちのサービスをご利用ください

簡単なお知らせは以下にあります。

http://www.nakashibetsu.jp/fukushi-ka01/new-2_1.pdf


新宿ゴールデン街

神奈川出身の私ではありますが、北海道に移住する前に行き損なっていた場所というものはいくらでもあるものです。
子どものころ住んでいた公団住宅「辻堂団地」のすぐ近くにあった「辻堂おでんセンター」は昨年初めて行きました。
行ってみると「なんで今まで行かなかったのだろう?」という気持ちになりましたが、先週末同じような気持ちになりました。

先週末は新宿で「子どもの心研修会」というちゃんとした研修会があり、真面目にお勉強をしてきました。
土日と二日続きの研修会だったのですが、「そういえば、行ったことなかったなぁ・・・」と向かったのが、新宿ゴールデン街でした。

新宿ゴールデン街は歌舞伎町1丁目にあり、その起こりは戦後新宿東口にあった闇市の撤去後の代替地だったそうです。
移転した1950年当時は売春防止法が施工される前のいわゆる「青線地帯」(風俗営業の許可を得ずに飲食店としての許可のみで非合法に売春行為をさせていた地域)だったそうで、1階の飲食店から2階に上がる細くて急な階段が残っていることからもそれがうかがえます。

売春防止法施行後は、「ぼったくりバー」「ゲイバー」とともに、大島渚寺山修二などに代表されるジャーナリスト、作家、演出家、写真家、俳優、モデルなどのアバンギャルドな文化人が集う「文壇バー」が多くの若者を新宿によびこんでいたそうです。

バブル期の地上げ騒ぎの際にもあまりに複雑な権利関係のために再開発をまぬかれ、バブルがはじけた後のゴーストタウン期を過ぎて新しい定期借家制度によって地権者が店舗を貸しやすくなり、若い人たちを含む多くの人が出店するに至って、現在は往時の輝きを取り戻しつつあるようです。

そんな訳で、基本的には健全な店が立ち並んでおりそのたたずまいは個性的で多岐にわたっており、狭い路地には外国人観光客を含めて多くの人が行き交い実に魅力的な街です。
初めて行った私も別に背伸びすることなくいつもどおりに過ごして十分に楽しめました。
そしてお店の魅力ばかりではなく、おなじみさんとおぼしき先客と話をしているうちに「この人、とんでもない人だっ!」と気が付きつつも、たまたま同じ止まり木に止まった一人の客と一人の客、として会話をしているドキドキの楽しみもありました。
みなさんも、新宿近辺でお泊りの際には足を伸ばしてみてはいかがですか?
楽しいですよっ。


ドローン

先日総理官邸の屋上でドローンが見つかったと報じられていましたが、総理官邸や国会議事堂の上空に飛行禁止区域が設定されていなかったことにも驚きましたが、それ以上に誰にも見つけられずにたどり着いたという事実に大いに驚きました。
ドローンを初めて見たのは昨年公開された「魔女の宅急便」の実写版のロケに出くわした時で、安定がいい割にはキビキビと動くので、ほうきで空を飛んでいる時の視野を再現するにはもってこいだし、人間が行かれない視野からの映像などの情報を集めるには極めて有用なアイテムであると感心したものです。
そして、それはまた業務用の特別な道具であると認識していました。
ところが先日、一般人が総理官邸の屋上にやすやすと「ブツ」を運び込むに至って、「これはまずいよね」と痛感した次第です。
あんなもので、丸腰の人間に上空から攻撃を仕掛けたり、空港、原発など国の存在に関わる施設にテロ攻撃でもされた日には、ひとたまりもありません。
そこまでやらないにしても、(純粋なラジコンファンの方には申し訳ないのですが)、そもそもにしてドローンってその存在自体に「いかがわしい」感じを受けます。
それは、「護身用」と称してスタンガンを所有したり、「眠れないから」と称して街中で睡眠薬を所有したり、「自然な写真を撮るため」と称して杖の先に仕込まれた小型カメラを所有していれば、どんな理由付けをしようとも、所有しているそのこと自体が「かなり、いかがわしい」と考えられます。
純粋に飛ばして楽しむ以外では、ピザの宅配をするとかそういった明白な理由がない限りは、ドローンというアイテムはピーピング(のぞき)が主目的であろうことは想像に難くないので、むしろ飛行可能な領域(広場など)や、飛行可能となる使い道(芸術学術産業的目的)以外を禁止してしまった方が手っ取り早いような気がするのですが、乱暴ですかねぇ?


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