中標津こどもクリニックブログ

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ドローン

先日総理官邸の屋上でドローンが見つかったと報じられていましたが、総理官邸や国会議事堂の上空に飛行禁止区域が設定されていなかったことにも驚きましたが、それ以上に誰にも見つけられずにたどり着いたという事実に大いに驚きました。
ドローンを初めて見たのは昨年公開された「魔女の宅急便」の実写版のロケに出くわした時で、安定がいい割にはキビキビと動くので、ほうきで空を飛んでいる時の視野を再現するにはもってこいだし、人間が行かれない視野からの映像などの情報を集めるには極めて有用なアイテムであると感心したものです。
そして、それはまた業務用の特別な道具であると認識していました。
ところが先日、一般人が総理官邸の屋上にやすやすと「ブツ」を運び込むに至って、「これはまずいよね」と痛感した次第です。
あんなもので、丸腰の人間に上空から攻撃を仕掛けたり、空港、原発など国の存在に関わる施設にテロ攻撃でもされた日には、ひとたまりもありません。
そこまでやらないにしても、(純粋なラジコンファンの方には申し訳ないのですが)、そもそもにしてドローンってその存在自体に「いかがわしい」感じを受けます。
それは、「護身用」と称してスタンガンを所有したり、「眠れないから」と称して街中で睡眠薬を所有したり、「自然な写真を撮るため」と称して杖の先に仕込まれた小型カメラを所有していれば、どんな理由付けをしようとも、所有しているそのこと自体が「かなり、いかがわしい」と考えられます。
純粋に飛ばして楽しむ以外では、ピザの宅配をするとかそういった明白な理由がない限りは、ドローンというアイテムはピーピング(のぞき)が主目的であろうことは想像に難くないので、むしろ飛行可能な領域(広場など)や、飛行可能となる使い道(芸術学術産業的目的)以外を禁止してしまった方が手っ取り早いような気がするのですが、乱暴ですかねぇ?


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