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東部地区同志会 講習会開催

by JAけねべつ

 3月14日(金)、四葉青年会館にて疾病講習会を行いました。
 今回の内容は近年、発生が増加傾向にある牛白血病をテーマに、根室地区NOSAI西部事業センター二課 向井周平獣医師を講師に招いて開催しました。
 白血病は血液のがんとして認知されており、地方病性(成牛型)と散発型(子牛型、胸腺型、皮膚型)に分類され、発症牛は全国で平成10年は96頭、平成23年では1,722頭と増加傾向にあります。感染経路は主に血液や乳汁で伝播し、胎盤や牛乳の給与による垂直感染と吸血昆虫や血液付着の器具による水平感染があります。臨床症状として、削痩、元気消失、眼球突出、下痢、便秘、リンパ節の腫脹などが現れます。対策はパスチャライザーの使用や除角、削蹄等器具の消毒や吸血昆虫の予防が挙げられます。
 また、牛白血病は身近な病気として周知されはじめ、感染させないように各会員が防疫対策をしっかりと行い、日々の仕事に励んでいただきたいと思います。




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養老牛乳牛改良同志会 講習会開催!

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 3月18日に養老牛乳牛改良同志会の講習会を開催しました。講師はホクレン中標津支所 酪農課課長 山本聡氏にお願いし、「乳価の仕組みについて」を題目に行ないました。
 乳価の仕組みは細かく紐解くと非常に複雑な組成になっていましたが、丁寧に説明して頂き、乳価を決定する上で最も重要な乳成分、乳質の改善の重要性が理解できました。実際の乳価から、送乳経費、安定生産対策経費などが差引され、工場から遠い農家と近い農家の輸送コストを均一にするなど、北海道の全ての農家に格差が無いような対策もとられていました。また、近年の燃料費高騰によって輸送コストが高くなっていますが、集乳ルートの工夫や関東圏への販売など、費用をできるだけカバーできるような取り組みもしているようでした。
 今、生産者のやれることとしてはクリーンな生乳を出荷し続けることが、少しでも乳価を高くする方法であり、普段の搾乳手順を今一度確認する良い機会となり、とても有意義な企画となりました。




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乳牛改良連合会並びに乳検組合合同講習会

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 2月7日(金)、第2会議室にて、乳改連と乳検組合との合同講習会を開催し多くの会員が出席しました。
 講師には社団法人 家畜改良事業団安達和徳氏を迎え、昨年より開始されたゲノミック評価の概要について行って頂きました。
 ゲノミック評価はDNA情報を用いた新評価で、日本でも昨年の11月より総合指数(GNTP)で公表が開始され、会員内でも数人が取り組んでいます。海外では、この評価を用いてサリー シヤトル メイ フタゴ号やクツキーカツター MOM ハロ ET号などが注目を集め、これらより種雄牛が造成されるなどビジネスがすでに行われているそうです。安達講師はゲノミック評価の流れをわかりやすく説明し、国内外の取組を紹介して頂きました。ゲノミック評価の活用として、種雄牛では世代間隔の短縮による遺伝スピードや遺伝レベルの向上、雌牛では未経産段階での早期後継牛選抜や近交回避が挙げられるそうです。今後の課題はより多くのDNA情報よる評価精度の向上が必要であり、インターブルによる国際間比較の確立が検討されています。
 ゲノミック評価は今後の改良を飛躍的に向上させると思われますが、技術のさらなる構築および浸透が求められます。




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平成26年度大成酪農同志会講習会

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 大成酪農同志会は2月24日に講習会として『初乳に関する新見解』を題目に、講師に計根別農協酪農課の片岡美幸係を招いて開催しました。
 今回の講習会は新しく会員も増えたこともあり、育成の基礎となる哺育を中心に行っていただきました。内容は哺育の基礎的な技術として、初乳の重要性や適切な給与方法、農家で導入が増えているパスチャライザーのメリットなど有効的な哺育管理技術についてお話していただき、各会員は自身の現状を確認しながら熱心に聞いていました。講習後には会員より様々な質問が挙げられ、哺育管理を再構築する良い企画となりました。




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平成25年度牛群審査(2月)の結果

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 平成26年2月1日から6日の期間、計根別農協管内にて体格審査(後期B日程)が行われ、牛群受験並びに体型調査併せて272頭が審査されました。今回も、ハツピーライフ ロイスター アフアームド号(宍戸一哉牧場 所有)、プラチナワールド ストリーム ストーリー号(有限会社影
山ファーム 所有)など多くのベリーグット級獲得牛が輩出されましたのでご紹介致します。
 またお忙しい中、後代検定事業へのご理解およびご協力を頂いた皆様に、この場をかりてお礼申し上げます。

※ 主な成績はPDFにてご覧下さい。




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第38回 計根別農協乳牛改良連合会 通常総会開催

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 1月28日(火)、農協会議室にて計根別農協乳牛改良連合会(漆原俊之会長・会員86名)は第38回通常総会を開催しました。
 開会にあたり、漆原会長は平成25年度 根室ホルスタイン共進会でのリザーブ・チャンピオン獲得、3頭のエクセレント獲得、牛群平均乳量1万kgや乳蛋白質量1千ポンドの達成の増加など会員の様々な活躍を労い、「昨年は、天候不順による多忙な収穫作業、TPP参加交渉への正式発表および飼料価格、生産資材等の価格高騰など厳しい経営環境ではございました。このような厳しい状況を乗り切るためにも、安定した生産基盤の強化が必要であり、当会の目標としている長命連産や体型改良が重要であることが再認識できました。これからもみなさんには更なる飼養管理、乳牛改良に邁進し、より良い牛群を作って頂きたいと思います。」と挨拶しました。
 総会では、養老牛乳牛改良同志会の中村正博さんが議長を務め、議事に入り乳牛の高い泌乳能力を維持するため機能性・強健性・連産性に富んだ乳牛改良および販売課との連携による有利個体販売に向けた取組を掲げ、26年度事業計画等を全会一致で可決されました。また、議案書には個体能力向上に向けた取組の指標として、各同志会・組合・全道別の乳量・乳成分表や余剰牛の有利個体販売向けた初妊牛リストを添付し意識向上を図りました。
 今年度も役員の方々にはともに当会の運営にご尽力頂けますようによろしくお願いします。




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計根別農協乳牛改良連合会

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 根室農業会館にて、根室ホルスタイン改良協議会主催の講習会が開催され
多くの会員が参加しました。
 今回の講習は、2013北海道ホルスタインナショナルショウ オフィシャルジャッジを務めた久保剛氏を招いて、午前に根室ホルスタイン種の状況、種雄牛選定および飼養管理技術のポイントを、午後に2013北海道ホルスタインナショナルショウのDVDを上映し、総評を行って頂きました。
 根室管内の牛は全体的に細い傾向にあるため、育成管理の見直しと良質な粗飼料を確保するための土壌改良が必要であると説明されました。久保牧場では、種雄牛は寛幅が広い生産能力あるものとして、シヤムロツク、スーパーサイアーなどのジェノミックサイアーやシド、ジヤスパー、ウインドブルツク、ブラクストンなどを使用し改良に努めています。
 次に、共進会でのポイントとして全道の反省を踏まえながら、リングマナー、選畜、爪切りおよび哺育管理などの紹介とアドバイスを行い、今後に向けて活躍できる牛について様々な討論をしました。
 講習を通して、次年度もより一層、根室管内の乳牛が数多く活躍できることを期待したいです。




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管外視察研修 養老牛乳牛改良同志会

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 養老牛乳牛改良同志会は、管外の優良経営の視察による自分達のさらなる技術の向上を目的に研修を企画し、札幌市八紘学園の札幌牛舎を視察しました。
 札幌牛舎は先生を中心に学生と管理を行っており、搾乳牛40頭、乾乳および子牛を含めて60頭飼育し、1頭平均乳量は9,500〜11,000kgを搾っていました。先生より、種雄牛の選定やファミリーの紹介などをして頂きました。種雄牛の選定は特に肢蹄と乳房底面の改良を中心に行い、搾乳しやすく長命連産性に富んだ牛群が揃っていました。その中で、共進会にて活躍中のバクスター娘牛は体型に富み、高い乳房底面をしていました。それとは別に、体格得点EX93点を持つハッコー ミツドランド スーパーサイヤー ウイスリナの娘牛も数頭残っていました。どの娘牛も母親の良い箇所の血統を引き継いでおり、被毛皮質が良く骨格が充実し、長命連産に富んでいました。他に、当農協でも使用しているアイオーン、ネオなどの好体型の初産牛も数多くいました。
 八紘学園は乳牛以外も自家生産した花、乳製品、果樹、精肉などの販売も行っており、時期になれば行列ができるほどの人気があるそうです。学生は手間暇かけて自分たちで作った物を直接販売し、喜んでくれることを嬉しく思っているようでした。
 乳牛1頭1頭に手間をかけ、一産でも多く分娩することが農場全体の利益に繋がっていることを実感できました。




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管外視察研修 東部地区同志会

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 11月15日〜16日、東部地区同志会は札幌方面にて管外視察を行いました。
 最初に、江別市 有限会社 小林牧場を視察させて頂きました。小林牧場は2013北海道ホルスタインナショナルショウで第7部にて1等賞1席を獲得したローマンヒル ビユーテイ プリピユア号を飼養しており、また「小林牧場物語」というシリーズで牛乳やチーズなど販売し、多角的な経営を行っています。小林さんより、各施設(搾乳舎、フリーストール、バイオガスプラントなど)を回りながら紹介され、飼養管理や今後の経営方針などいろんな事を話し、会員に良い刺激となりました。尚、小林牧場については別な日程で大成・本別酪農同志会も合同で視察を行っています。
 次に、北広島市 岩田 政彦牧場を視察させて頂きました。岩田牧場は2013北海道ホルスタインナショナルショウで第6部 TMF ブラツクスジユーエル ブルツクリン号、14部 ノースドリーム RD ロイレーンキヤミー ET号などの上位入賞牛を飼養し、乳牛改良を熱心に取り組んでいます。 岩田さんより、今の採卵内容や交配種雄牛(ゴールドチツプやアトウツドなど)を説明され、飼養している雌牛(レツドライナー、アトウツドなど)を紹介から血統の重要性や今後の改良方向について話され、会員は熱心に聞いていました。
 今回の視察は、乳製品やバイオガスプラントなど様々な事業に取り組んでいる経営や、計画的な交配による乳牛改良など今を活躍している方の話が聞け、会員にとって今後の経営の糧となる良い企画でした。




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別海町家畜排せつ物調査

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 別海町では一昨年前の家畜排せつ物の河川流出事故より家畜排せつ物管理適正化指導チームによる巡回パトロールを行っており、積雪期における家畜排せつ物の散布等の指導を行っております。
 今回については、家畜排せつ物及び雑排水がきちんと処理されているかを根室振興局、別海町、普及センター、JAが各牧場を巡回し聴き取り調査を行いました。




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