C級実験室
IOデータ GV-MPG3TV/PCI
スペックアップ計画
経緯
当時、HDエンコードのボードは選択肢も少なく、使用していたためIOデータのフラグシップ的
存在だったGV-MPG3-TV/PCIを購入しました。しかしこれが曲者で色々問題点が
あり、結局まともに使えないまま押し入れ行きとなりました。
しかし、安物買いの銭失いの癖が抜けきれず、玄人志向のITVC15-STVPCI を買ってしまいました、
ボードをみたとたん唖然どっかで見たことのあるカードだったのです、前回の悪夢がよみがえり、おそるおそる
設定してみると、これがまずまず動くので一安心しました。
もしやと思い、違う機械にGV-MPG3-TV/PCIを装着しITVC15-STVPCIのドライバーを
インストールしたところこれがIO製のドラーバー・ソフトに比べ軽快に動作してしまいました。
OEM元
GV-MPG3-TV/PCI
・ITVC15-STVPCI
ともに YUAN製MPG160と同等品と考えれます
(写真を見る限りGV-M2TV/PCIも同等品に見えるのですが?)
付属品 再生・録画ソフト”DVD ENCODER”
セットアップ
DriverはYUANのMPG160をインストール
再生ソフトはDVD ENCODERをインストール」
MPG160のドライバとDVD ENCODERを使用することにより大幅にスペックがアップされます
・書き出しファイルですがHNLファイルではなく直接MPEGファイルを作ってくれます
・MPEG2のみでなくMPEG1にも対応VCD・SVCDファイルも書き出します
・ビットレートが最大15MBPSに対応
・解像度も以前より自由に変更可能
・音声も以前より自由に変更可能
・予約が安定しますIEPGにも対応
・再生の時のみタイムシフトをOFFにできます(それでも若干づれますが・・許容範囲内です)
純正ドライバーとmAgicTV使用の場合
MPG160のドライバとDVD ENCODERを使用した場合
の対応表
純正ドライバーとmAgicTV |
MPG160のドライバとDVD ENCODER |
|
キャプチャー解像度 | Full D1(720×480) Half D1(352×480) |
MPEG-1 (352×240) |
ビデオビットレート | MPEG-2 Full D1 :4〜10Mbps (CBR,VBR) MPEG-2 Half D1 :2〜5Mbps (CBR,VBR) |
MPEG-1(0.5〜8.0Mbps),CBR MPEG-2(1.0〜15.0Mbps),CBR,VBR 0.5Mbpsきざみで変更可能 |
オーディオビットレート | 224Kbps | 192,224,384Kbps |
サンプリングレート | 44.1KHz、48KHz | 32,44.1,48KHz |
ファイル形式 (拡張子) | .HNL(mAgicTVにて変換が必要) | .mpg (FATの場合要注意) |
録画モード | Full D1(720×480) Half D1(352×480) |
MPEGモード (ビデオとオーディオを個別に設定可能) DVDモード SVCDモード VCDモード |
添付ソフト | Ulead MediaStudio Pro 6.0 VE Ulead PhotoImpact 6 SE Ulead CooL 3D SE VERSION3.0 Panasonic DVD-MovieAlbumSE reserMail I-O DATA mAgicTV |
× |
リモコン操作 | mAgicTVにて可能 mAgicPLAYER未対応 |
ほとんど不可能に近い レジストリの設定で動きますがキーが不明 |
TVOUT | mAgicPLAYERにて対応 | レジストリの設定で出力可能 |
IEPG |
○ |
○ |
タイムシフト再生・録画 |
○ |
○ |
レジストリ等の設定について [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Yuan
High-Tech\Tuner\1.00.000\Mpg150i_150]
リモコンの設定
AutoDetectIR="1"で反応しますがキーの配列については不明
TVOUT
インストール時のカードの設定をMPG150iにするとTVOUTボタンが出現します
iEPG
規定値だとYUANのサイトへ飛んでしまうので
iEpgSite =
http://www.tvguide.or.jp/cgi-bin/current.cgi?opt=i
iEpgSite = http://www.ontvjapan.com/index.php3
とかに変更すると良いでしょう